英語と日本語の肥溜め

普通に日記みたいなことを書いたりGoogleさんの反応を見るために変なものを上げたりします

海外大を卒業した僕が英語の正しい勉強法を紹介します

何故英語の勉強が難しいのか

英語を勉強するのは難しいですよね。でも、どうしてそんなに難しいのでしょうか?

ほとんどの人は中高6年間は英語を勉強してきているはずです。

数学や科学も難しいなりに理解できましたよね?

語学でいえば日本語だって語学です。なぜ英語はそんなにも特別なのでしょうか。

答えはモチベーションの維持が難しいことと、勉強法が良くないからです。

 

英語の勉強が難しい理由1:モチベーションが保てない

英語を勉強したいと思っている人は多いです。実際に始めてみる人もいます。

しかし続けられる人は非常に少ないです。なぜでしょうか?

モチベーションがなくなって辞めてしまうからです。

例えばもしあなたがアメリカに転勤になったとします。英語ができなければ仕事にならないので、必死に勉強するでしょう。勉強するしないではなく、するしかないのです。

しかし、英語を勉強しようという人の多くは日本にいます。もちろん仕事で外国人と関わることはあるかもしれませんが、必ずしも必要とは限りませんし、ほかに話せる人はいるでしょう。

つまり、普段の生活の中で英語を身に着ける必要性がなく、モチベーションを維持するのが難しいのです。

 

英語の勉強が難しい理由2:勉強法が悪い

率直に言いますが、日本の学校の英語教育のレベルは低いです。正確に言えば、教師の英語力が低いです。

僕の話ですが、中学の英語の担任の発音はひどかったですし、ALTの先生ともうまく話せていませんでした。

正しい勉強法を知らない英語の下手な教師に、正しい教え方ができるでしょうか?みんな学校での勉強を覚えているため、英語学習を始めようと思うと学校のやり方を元にやろうとします。

しかし、それは間違ったやり方なのです。

 

絶対にやってはいけない英語の勉強

続きを話す前に、絶対にやってはいけない英語の勉強法をお伝えします。

それは、TOEIC高得点を目指すことです。昇進に必要といわれるほどTOEICは日本では重視されていますが、実際のところTOEICの点数が高くても英語を話せる裏付けにはなりません。

もちろん英語がうまい人はTOEICも高い点が取れます。900ぐらいは特に何もしなくてもとるはずです。

ですが、その逆は違います。TOEICが990点でも全くと言っていいほど話せない人はいます。

その理由は、TOEICが所詮マークシートのテストであることです。実際に英語を使う場面では文章の意味に対して選択肢は存在しませんし、TOEICのリスニングのようにゆっくりしゃべってくれる人なんていません。

初めての人は速いと思うかもしれませんが、あのリスニングの速度は小さい子供が話すようなスピードです。

もちろんTOEICを指標として使うのは構いません。語彙力が増えたり文法の理解が深まれば点数は上がっていきます。それは素直に喜びましょう。

しかしそれはあくまで指標1つであり、TOEICの点数を上げることと英語ができるようになることは違うということを、覚えておいてください。

 

 

日本人が本当は英語を話せる理由

 また、これは持論ですが、僕はちゃんと勉強して大学を卒業している日本人は、基本みんな本当は英語が話せると思っています。

語学の4つの技能

皆さんご存知の通り、語学には読む・書く・話す・聞くの4つの技能があります。しかしこれらには優先順位と言うか、勉強が簡単になる順序のようなものがあります。

 

聞くことからはじめよ

英語を勉強するぞ!と言ってほとんどの人がまずやることは、本を買うことです。文法についての本かもしれませんし、単語帳かしれませんが、基本的には本を買って読みます。

しかし、これは間違いです。初めにやるべきことは聞くことです。

なぜなら、聞くことによってその他の技能が向上するからです。

そもそも僕たちはどうやって日本語を覚えたのでしょうか?大人の真似をしたんですよね。

大人の話しているのを真似したんです。ですが、話しているのを真似するためには、まず聞き取れる必要があります。

聞いて理解できれば(語彙力があればですが)読むのも問題はありませんし、話すことと書くことは基本的に調べながら聞いたものを自分なりに真似していくだけの作業です。

 

リスニングと並行して単語勉強を

先程まず本を買って読むのは間違いだと言いましたが、リスニングの練習をしながら単語の勉強をしましょう。

この2つを同時にすべき理由は簡単で、単語がわかると聞き取りやすくなるからです。

英語は日本と違うリズムがあり、単語の間の切れ目がわかりにくいです。

しかし、知っている単語があれば、その部分で文章を切ることができます。一部を切ることで残りの部分も理解しやすくなり、そうしているうちにだんだん頭がなれていろんな単語の切れ目がわかるようになります。

リスニングと語彙力は相乗効果があるのです。

 

聞くのになれてきたらアウトプットしよう

リスクニングができてきたらいよいよみんな大嫌いアウトプットです。

アウトプットと言っても他人に見せる必要はありません。

もちろん見せてもいいですが、それが嫌で勉強を辞めてしまっても意味がないですからね。

アウトプットには

・日記やブログ

・会話

のどちらかをおすすめします。

 

英語日記やブログ

書くことの練習はいろいろな方法があります。エッセイのようなものを書いてもいいし、英語でTweetしてもいいでしょう。

僕は語学学校で英語で短編小説のようなものを書いたことがあります。

なにかしら書いていれば、「これは英語でどういう表現をすればいいんだろう?」というものが出てきて調べるので、自然とボキャブラリーが増えていきます。

僕の例でいうと、週末フラフラしていたというのを調べ、strollという単語を覚えました。

もう6年ぐらい経つのですが、今も覚えています。これってすごくないですか?

 

会話

できればネイティブと話すのが1番いいです。聞くというインプットにもなるし、間違いがあれば指摘してもらえます。

発音やイントネーションが悪いと伝わらないので、どう言えば伝わるのかもわかります。

ちょっとハードルが高いですが、環境や性格的に向いている人にはおすすめです。

 

おすすめ英語勉強法

ここまでは、「まずは耳を慣らしながら単語力を鍛えろ」という話でした。

とはいえじゃあどうしたら耳が慣れるんだ?と思うんじゃないでしょうか。

そこで、いくつかおすすめの方法を挙げてみます。

よかったら参考にしてみてください。

 

Podcast

個人的に1番おすすめなのがPodcastです。

音声メディアは今ビジネス的にも熱い領域で、いろんな人、色んな会社がPodcastをはじめています。

僕はブロックチェインなんかに興味があるので、そのあたりのPodcastを週2,3個は聞いています。他にもTechCrunchや、週末はたまにBBCニュースなんかも聞きます。

無料で通勤時間などにも聞けるのでお手軽でいいです。ジャンルも自分の興味あるものを選べるので、理解し安さはだいぶ上がるはずです。

ちなみにCastboxというアプリを使っています。

 

英語ニュース

BBCニュースの話を出してしまったので少しかぶるのですが、英語のニュースを見るのもいいです。WEBメディア、新聞、テレビ、ラジオ、なんでもいいでしょう。

僕の大学の数学の先生はロシア人なのですが、勉強していたカフェでずっとBloombergが流れていたせいで英語と金融がわかるようになっていったそうです。

国際政治などの話はおそらく日本語でも情報が入ると思うので、自分の理解度のチェックもできます。

好きなジャンルの物をみるのがいいですが、特に何もなければ政治をおすすめします。

BBCBloomberg以外にもCNNなどもネット配信があります。

 

ゲーム

意外かも知れませんが、ゲームも結構英語になれるには良かったりします。

というか僕自身がゲームで英語になれた節があります。

World of Tanks、League of Legends、Elite Dangerousなど、日本人も多い海外ゲームがおすすめです。

PVPがあると会話が多くなり英語を聞くことが増えるので、できればPVPには積極的に参加しましょう。

僕はもっとマイナーなゲームをしていたのですが、ここでは紹介しません。

 

スポーツを見る

スポーツの英語も結構わかりやすいです。

球技は特にそうですが、見ていて大体状況がわかるので、どんな内容のことを言っているか想像しやすく、単語を捉えやすいです。

去年はBig Fly! Oh-tani-sa-n!とかありましたが、ああいうのは単語の分かれ目がすごくわかりやすいのではないでしょうか。

 

留学

最後は留学です。と言っても最近流行りのセブ島みたいなのではありません。

昔はどうだったのかわかりませんが、多分今のセブ島は日本人がいっぱいいると思います。

そんなところに行っても英語を身につけるのは難しいです。

オーストラリアやニュージランドは地域を選べば日本人が少ないはずで、治安もだいぶいいのでおすすめです。

気合や根性が好きな人はアメリカに挑戦してみましょう。

 

まずはいくつか聞いてみよう

まずは聞くことが大事だと繰り返してきましたが、何か良い教材は思いついたでしょうか?

Apple Storeなどで「Learning English」とか調べるといろいろ出てくるので、最初はそういったものでもいいでしょう。

ただし日本人のものは絶対に選ばないでください。

外国人が英語で英語の説明をするからこそわかりやすいということは確実にあります。

別に日本人が教えるのが下手というわけではなく、単純に文化の違いは言語にも現れるからです。

何はともあれ、まずはいろいろ聞いてみて、気に入ったものを習慣化してみてください。

気づいたらだんだんわかるようになっていますよ。